痛風は男性特有の病気みたいに思っている人が多ですが、女性でも十分に患う可能性はあります!
特にお酒好きのあなた!気をつけてくださいね。
思い当たる節がある方は是非、参考にしてみてください。
はじめの痛風の症状は足に激痛が走る場合が多いんです!
怖いよ~
痛風の基礎知識
痛風は、「尿酸」という老廃物の一種が、血液中に溜まってしまったことで発作を起こし、激しい関節痛が生じる病気の事です。
「痛い」という症状がそのまま病名になっているほど、その症状は痛いの一言で表すことができます。
正直、泣きます。
この病気は明治以前の日本にはなく、1960年ごろから、食事の欧米化に伴って増加していきました。
「痛風は贅沢病だー」なんて言われることもある通り、食生活と密接にかかわっています。
尿酸値が7.0mg/dLよりも高い方は、「痛風予備軍」とされ、突然発作を起こすこともあります。
発作が起きるのは、暴飲暴食や激しい運動をしたあとの夜中から明け方が多く、だいたい足の親指の付け根あたりが痛みます。
痛みの度合いは、「ピリピリする」程度の初期から、「激痛が走る」ものまであります。
しかし、「ピリピリする」だけであっても、いずれ激痛を起こす可能性は充分にあり、放っておくとつらい痛みを経験することになります。
その痛みはどんなものかというと、大人の男が涙を流すほどの痛み。
うちの父が痛風の発作を起こしたときは、そばを通っただけで、「痛い!痛い!近づくな!」と怒鳴られました。
普段温厚な父が子供に怒鳴り散らすほどに、その痛みは激しいものなのでしょう。
痛風の痛みは数日から14日ぐらいで収まるのが平均的ですが、場合によっては1ヵ月も引きずる場合もあります。
しかし、痛みが治まったからと言って、治ったわけではありません。
痛風のやっかいなところは、完治することはなく、また忘れたころに発作を起こすこともあるのです。
病院嫌いの父が、「もう二度と痛風はごめんだ」と真面目に病院へ通っているところを見ると、相当痛かったのだと思われます。
尿酸値が高いと言われている方や、痛風を経験している方は、医師からの適切な診察を受けるようにしましょう。
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痛風の発作を起こした時の対処法は?
痛風の発作が突然起きた時は、どのように対処すればいいのでしょうか?
実は痛風の発作が起きる前には前兆があります。
【痛風の発作の前兆】
痛風の発作によって痛む部分は、足の指やくるぶしといった、関節がある場所です。
- ピリピリする
- ジーンとうずく
- しびれたような状態
- むくみやだるさがある
関節部分にこのような症状がある場合には、激痛が起きる前に、早めに尿酸値を下げる治療や、食事のコントロールを行いましょう。
動物性のたんぱく質、動物性の脂質の取りすぎを控え、アルコールの摂取は止めましょう。
もし発作が起きてしまった場合には、次の手順で対処します。
- 痛い場所を冷やす
- 幹部を高くして動かない
- 水を飲む
- 病院へ行く
痛風の発作は、関節部分が炎症を起こしているため、冷やすことが有効です。
冷やすために触れるだけでも痛いとは思いますが、我慢して冷やしましょう。
そして、幹部を心臓よりも高い位置に上げ、尿酸を排出するために水をたくさん飲みます。
痛い部分をマッサージしたり、アルコールを摂取することはNG。
血行を良くしてしまい、痛みを悪化させることになります。
痛みが少し和らいだら病院へ行き、適切な治療を受けましょう。
おわりに
普段の食生活が大きく関係している「痛風」。
激痛をともなう発作を防ぐためには、尿酸値を下げる食事を取ることが大切になります。
尿酸値を下げてくれるのは、野菜・海藻類・穀類です。
逆に尿酸値を上げてしまうのは、レバーやカツオといった動物性タンパク・脂質、アルコールなどです。
これらにはプリン体が多く含まれており、過剰に摂取することで尿酸を多く生み出してしまいます。
もちろんプリン体は体に必要な栄養素であるため、一日400㎎までにおさえ、バランスのいい食事を心がけましょう。
風が吹くだけで痛い痛風にならないように、普段から暴飲暴食を控え、定期的に尿酸値の検査を受けるようにすることが大切です。
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