寒い季節、子供が外で元気よく遊ぶのはいいのですが、気をつけたいのは「しもやけ」ですね。
暖かく着せたのに、いつの間にかハダけてたりして、家に帰ってきてから痛いだのかゆいだのと言い出します。
しもやけができやすいのは、鼻や耳、手や足の指などの末端部分ですよね。
特に、足の指がしもやけになると痛痒くてちょっとつらい部分です。
今回は、そんな足の指にできたしもやけの治し方についてお伝えしていきます。
そもそもしもやけの原因って何?どんな症状?
そもそもしもやけってどうしてできてしまうのでしょうか?
しもやけができてしまうのは、寒さによる血行障害が原因です。
寒さによって皮膚の表面温度が下がり、血液の循環が悪くなって起こる、りっぱな皮膚疾患の一つなのです。
しもやけの症状
- 痛痒い
- 腫れや赤み(発疹)がある
- 触ると痛い
- 触ると皮膚が硬い
- 温まるとかゆみが出る
- 冷えると痛みが出る
- 掻いた後に激しい痛みがある
- 足の場合、靴を履いたり、歩いたりするときに痛みがある
- 手・足の指の場合、腫れて曲げ伸ばしがうまくできない
似たような症状で、ひび・あかぎれもありますが、しもやけの場合は、肌の亀裂がなく、痛痒さがあるのが特徴です。
大人も、しもやけは冷え性の人はなりやすく、体質などによってもしもやけになるんですよ!
また、体の末端を濡らしたままでいると、気化熱によって熱が奪われるため、しもやけを起こしやすくなります。
では、そんなしもやけの治し方には、どんなものがあるのでしょうか?
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しもやけの治し方。自宅ですぐカンタンにできる3つの方法
しもやけは、血行不良によっておこります。
そこで、しもやけを治すためには、血行をよくしてあげることが大切です。
≪しもやけの治し方≫
1.温水と冷水に交互に付ける
- 40度くらいの温水と、冷水を、バケツなどに用意します。
- それぞれ交互に、2~5分の間隔で足を付けます。
- これを数回繰り返します。
足が充分に温まった、冷たくなったタイミングで切り替えるのがポイントです。
なぜ温水だけでなく冷水に付けるのかというと、冷ましてあげることで、自分自身が持っている保温機能を高める効果があり、末端の血行をよくしてくれるからです。
これを行うと、しもやけを治すだけでなく、予防をすることもできますよ!
2.オロナインなど市販の薬を塗る
すぐに治したい時には、しもやけに効果のある薬を塗ります。
オロナイン軟膏やユースキンなどの薬が、しもやけにも効果があります。
また、しもやけの症状が軽い場合は、市販の温湿布を張っても効果的です。
患部を覆えるほどの大きさに切り、そっと張っておくと、しもやけを治すのに効果的です。
3.軽くマッサージをする
患部の血行をよくするために、軽くマッサージをして血行をよくしてあげます。
10回程度を目安に、手を開いたり閉じたり、こすってあげると効果的です。
足の場合は、マッサージのほかに、スクワットをしたり、軽くジャンプを数回繰り返すと、血行が良くなります。
また、しもやけを予防するために、
- ぬれたままの服を着ない
- 末端の露出を避ける
- 過剰な重ね着はしないことが大切です。
もし、これらの方法を試しても改善されず、症状が重い場合には、はやめに病院を受診しましょう。
歩行が困難になるほど腫れている、腫れている部分が紫や白くなっている場合は皮膚科へ見てもらいます。
また、子どもの場合、かゆみが我慢できずに掻いてしまうと、さらに症状が悪化してしまいます。
かゆみを早く抑えるために、病院で薬を処方してもらえます。
おわりに
寒い季節の水仕事や、子どもの雪遊びなど、気づいたらしもやけになっているケースはよくありますよね。
しもやけにならない為には、ぬれたままの服を着続けない、血行不良にならないように、マッサージや運動をしてあげるのが大切です。
しもやけになったときは、ぜひご紹介したしもやけの治し方を参考にしてくださいね。
それでも治らず、症状が重い場合には、早めに病院を受診しましょう。
くれぐれも、放置するのは禁物です!
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