赤ちゃんの鼻水が透明でくしゃみや咳が出てるけど風邪かな?
これは病院に行った方がいいんじゃ・・・と迷うことって多くありますよね。
でも、機嫌もいいし、熱もないし、病院に行くほどではないかも?
・・・と思ったときは、赤ちゃんの様子をしっかりと観察してみましょう。
症状によっては、自宅安静でいいこともあります。
今回は、赤ちゃんの鼻水・くしゃみ・咳についてお伝えしていきます。
赤ちゃんの鼻水・くしゃみ!透明な鼻水はなぜ出る?
赤ちゃんは自分で症状を伝えることができません。
そのため、ママがしっかりと赤ちゃんの様子を観察してあげることが大切になります。
発熱がない場合のくしゃみ・鼻水がでる原因には次のようなものが考えられます。
- 気温の変化
- 鼻かぜ
- ホコリやごみ
- 風邪の引き始め
鼻かぜや風邪の引き始めの場合は、ウイルス性の風邪に感染している可能性が高くあります。
その場合は鼻水が黄色や緑色をしており、どろっとした粘り気があるという特徴があります。
それ以外に、鼻水が透明でさらっとしているときは、気温の変化などに、生理的な反応をしている場合がほとんどです。
人間の反応として自然なことですので、さほど心配はいりません。
しかし、透明な鼻水だったものが、白や黄色に変化してきた場合は、風邪の場合がありますので、鼻水の変化に注意しておきましょう。
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赤ちゃんの咳の原因は?注意したい音とは?
次に、赤ちゃんが咳をしている場合です。
咳をしていて、熱がない場合は、咳をしている「音」に注意してください。
「こんこん」という乾いた咳をしている場合には、ホコリなどの異物への生理的な反応以外に、「のど風邪」を引いている場合があります。
機嫌も良く、ミルク・母乳の飲みも悪くなければ、それほど心配はいりません。
しかし、「ゴホンゴホン」という湿った、痰が絡んだような咳をしている場合は、「気管支炎」が考えられます。
また、「ゴホンゴホン」という咳と共に、呼吸時に「ぜえぜえ」とした音がする場合は、「ぜんそく」も考えられます。
いずれも病院へ早めの受診を心がけましょう。
もし、10日以上咳が続いている場合は、「百日咳」の可能性もあります。
放置すると肺炎などの合併症も引き起こすことがあるので、病院で適切な治療を受けましょう。
病院を受診する時の判断ポイントは?
赤ちゃんの体調管理で大切なことは、常に観察をしてあげることです。
くしゃみ鼻水、咳などの症状で、病院へ行くかどうかを判断するのは難しいですよね。
もし、次の症状がある場合には、速やかに病院を受診しましょう。
- 発熱している
- 咳が出てくるしそう
- 鼻水が黄色か茶色、緑ががかってどろっとしている
- 鼻がつまって眠れない
- 鼻がつまっておっぱいやミルクが飲めない
- 目の充血や目やにがひどい
- 鼻水・咳が数日続いている
- 常に機嫌が悪くぐずっている
- おっぱい・ミルクの飲みが悪い
- ぐったりしている
- 下痢や便秘など、うんちに変化がある
赤ちゃんの受診には、小児科医を受診しますが、判断に迷った場合は、自治体に開設されている、子供用の救急センターへと連絡し、症状などを伝えて指示を受けるようにしましょう。
病院を受診する必要がないと判断された場合は、なるべく安静にし、暖かくして部屋の感想などに注意してあげましょう。
また、水分補給も忘れずに、赤ちゃんの症状を観察して、変化があった場合に対応できるようにしておきましょう。
おわりに
赤ちゃんは、大人よりも抵抗力が弱くちょっとした環境の変化にも敏感に反応します。
そのため、鼻水やくしゃみ、咳などの症状がでやすいのです。
大切なのは、言葉で伝えられない赤ちゃんのために、ママがきちんと観察してあげることです。
暑くないかな?寒くないかな?そんなふうに語りかけながら、体調管理してあげましょう。
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