もう少しでこどもの日だけど
こどもの日の定番料理って何?とお困りですか?
特に初節句で、ご両親も集まってお祝いとなると
やっぱり定番のものとか縁起のいいものを
用意したいところです。
そんなお困りのあなたへ
こどもの日の定番料理や、食べる意味や由来、
初節句の時の料理についてご紹介します!
こどもの日の定番料理って何?
ひな祭りですと「ちらし寿司」や「はまぐりのお吸い物」など、
食べる食べないは別として、定番と言われるものはありますが、
「こどもの日」には、これといって定番料理はありません。
※柏餅やちまきは料理には入れていません。
一般的にはこれといった定番がない分、
子供の好みや年齢に合わせて家庭ごとに違います。
と言ってもお祝いですから少しは、豪華にいきたいですし、
こどもの日にちなんだお料理がいいですね。
やはりお祝いの定番といえば、
子供も好きなちらし寿司やケーキでしょうかね?
そのまま出してもこどもの日っぽくないので、
鯉のぼりに型どったり、かぶとの形に似せたりなど
子供たちが喜ぶように工夫されているようです。
「こいのぼりちらし寿司」
http://coop-recipe.jp/
「こいのぼりロールケーキ」
出展:http://cookpad.com/
「兜の春巻き」
出展:http://cookpad.com/
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柏餅を食べる意味や由来は?
こどもの日といえば、料理ではないですが定番といえば柏餅です。
柏の葉で包んだ柏餅を食べるようになったのは、
1660年ごろからと言われています。
これは中国から伝わったのではなく、日本発祥です。
柏の葉は、次の芽が出て大きく育つまで
葉が落ちずに残っています。
そのことから、子供が育つまで両親が亡くならず
子供が無事に育つという意味や、
家系が絶えず子孫繁栄を願うという意味があります。
ちなみに、柏餅の葉の巻き方の違いがあるのをご存知ですか?
一般的に柏餅と言えば小豆あんが入っていますが、
昔は味噌あんの柏餅もありました。
葉の裏で巻いているのが小豆あん
葉の表で巻いているのが味噌あん
と見分けるために巻き方を変えていたんです。
ちまきを食べる意味や由来は?
もうひとつの定番といえばちまきですね。
柏餅は関東方面、ちまきは主に関西方面で食べられています。
ちまきを食べる理由は中国の古い伝統によるものです。
ちまきが日本に伝わってきたのは平安時代と言われています。
中国ではちまきを故人の霊を慰めたり、
厄払いなどに使っていました。
それが日本に伝わり子供の厄除けの食べ物として
広まっていったのです。
中国ではもち米をれんじゅという葉にくるんで
いたそうですが、日本に伝わった時は「ちがや」の葉が
使われていて「ちがやまき」と言われていました。
それが縮んで今の「ちまき」と呼ばれるようになりました。
初節句の時の料理はどうする?
初節句とは子供が生まれて初めての節句のことですが、
男の子は子供の日、女の子はひな祭りが初節句です。
ただ、早生まれで3月や4月に生まれた場合は、
翌年に行う場合が多いようですね。
一般的にはお宮参りやお食い初めが終わるまで
初節句はしないご家庭が多いです。
ただ、ご両親が来て孫の初節句をお祝いするとなると
やはり嫁としては、こどもの日にちなんだお祝い料理で
おもてなししたいものですね。
そこで、特にこどもの日の料理という決まりはないものの
これを出せば、お祝いの意味を表すという
縁起の良い食べ物をご紹介しますね。
- 赤飯やちらし寿司・・・お祝いの定番
- タイ・・・めでたい
- カツオ・・・勝男
- ブリ・・・出世魚
- 海老・・・腰が曲がるまでという長寿を願う
- たけのこ・・・元気にスクスク育つように
- れんこん・・・人生の見通しが良いように
- 豆・・・マメに過ごせますように
ちなみに生後間もなく初節句をするご家庭では、
鯉のぼりをかたどった「こいのぼり離乳食」を
用意するご家庭もあるようです^^
出展:http://cookpad.com/
まとめ
こどもの日の定番料理というものは
特に決まりはないですが、縁起のいいもので
子供たちが喜ぶような工夫があるといいですね。
また楽しくパーティーをするだけではなくて
柏餅やちまきを食べる理由なども教えてあげて
日本伝統の行事を後世まで伝えて行きたいですね。
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