この浅草酉の市は、江戸時代から続く伝統的な祭事です。
今年は御祈願に行きたいなあ、と考えている方も多くいらっしゃると思います。
2018年の日程はどのようになるのでしょうか?
今回は、浅草酉の市の場所と日程について、
見どころを交えてお伝えいたします。
浅草酉の市とは?見どころを紹介
浅草酉の市とは、毎年の11月の酉の日を祭日として、
浅草の酉の寺(鷲在山長國寺)や、各地の鷲(おおとり)神社・大鳥神社で行われる、
開運招福・商売繁盛を願うお祭りです。
その始まりは、江戸時代にさかのぼり、
江戸近郊に位置する花又村(現在の足立区花畑にある大鷲神社)にあるといわれています。
祭りの形態も、
当初は農民が鎮守である「鷲大明神」に収穫を感謝した、
収穫祭であったと伝えられています。
そこから現代まで受け継がれ、
毎年多くの人が訪れる、
伝統的な年中行事となっています。
屋台の出店数は日本一、
福をもたらしてくれる神様は、
「おとりさま」として親しまれています。
酉の市で有名なのが、「熊手」です。
熊手はもともと掃除の道具ですが、
「福をかき集める」縁起物として、
七福神や大判小判などの装飾品で彩られ、
屋台に所狭しと並べられています。
せっかくの酉の市、
ぜひ名物の熊手を手に入れたいところ。
しかし、始めていくときにはどれを買ったらいいか迷ってしまいますよね?
旅先の場合は、大きなものを買って、
万が一破損してしまったら、
福が逃げていきそうで嫌ですよね?
そんな場合は、小さなものを購入するといいでしょう。
小さいものであれば、
1000円程で購入することができます。
迷ったら、一言お店の方に聞いてみてください。
活気のある声で、親切に答えてくれますよ。
屋台の方々の活気のある声も、
酉の市の見どころの一つです。
もちろん飲食の屋台もたくさんありますので、
そちらを楽しむのもいいですね。
鷲(おおとり)神社では、御祈願も行っています。
当日の受付順に、御社殿に上がって御祈願していただけます。
初穂料は3000円~。
この機会に御祈願を受けてみるのもいいかもしれません。
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浅草酉の市の2018年の日程は?
2018年の浅草酉の市、
今年は酉の日が2日間あります。
それぞれ前日祭(宵宮祭)と当日祭があり、
合わせて24時間行われます。
宵宮祭
10月31日(水) PM11:15~
11月12日(月) PM11:15~
11月12日(土) PM11:15~
当日祭
11月1日(木) PM1:00~
11月13日(火) PM1:00~
11月25日(日) PM1:00~
場所
浅草酉の寺長国寺(東京都台東区千束3丁目鎮座)
屋台も24時間営業し、夜でも灯りが煌々とついているため、
何とも風流な光景を見ることができます。
酉の日とは、十二支の酉を暦にあてはめたもので、
11月以外にも酉の日はあります。
浅草酉の市へのアクセス
酉の市へのアクセスは、渋滞などが予想されるため、
やはり公共交通機関を利用することがおすすめです。
酉の市の屋台は、東京メトロ三ノ輪駅から、
国際道路沿いに浅草駅手前の西浅草三丁目の交差点までを埋め尽くします。
酉の市にアクセスしやすいのは
- 東京メトロ日比谷線「三ノ輪駅」下車
- 東京メトロ日比谷線「入谷駅」3番出口下車
- つくばエクスプレス「浅草駅」下車
- 都電荒川線「三ノ輪橋駅」下車
- 都バス 日暮里~錦糸町 「竜泉バス停下車」
このルートがおすすめです。
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おわりに
浅草酉の市は、伝統的な年中行事です。
日本一を誇る数の屋台・露店から聞こえるお店の方々の威勢のいい声は、
歩いているだけでも気分を高揚させてくれます。
熊手を買う際は、商売上手なお店の方に乗せられて、
高額なものを買ってしまわないように気を付けましょう。
次の年に、ランクを下げたものを買うと、
福も下げるとされ、縁起が悪いものです。
初めていく際には、
身の丈に合ったものを選びましょう。
御祈願していただく場合は、
事前の予約も受け付けてくれます。
詳しくは鷲神社まで問い合わせてみてください。
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