梅雨の時期や冬の寒い時期は、洗濯物がなかなか乾かず、どうしても部屋干しをすることになってしまいますよね?
でも、部屋干しをすると、生乾きのあの嫌な臭いが、洗濯物から漂ってきて嫌ですね~。
部屋干しの臭いって、なんであんな匂いがするのでしょうか?
今回は、洗濯物の部屋干しが臭い理由と、臭いを消す方法、予防についてご紹介いたします!
なぜ臭くなる?部屋干しの臭いの理由とは?
部屋干しをしていると臭ってくる、あの嫌な臭い。
あの臭いって、けっこう独特な臭さがありますよね。
部屋干しの洗濯物が臭くなってしまう理由とはいったい何なのでしょうか?
【洗濯物を部屋干しすると臭くなる理由】
- 衣類に付いた汗や汚れを落とし切れず、雑菌やカビが繁殖している
- 洗濯層がカビや菌で汚れていて、洗濯物に移っている
- 乾くまで時間がかかるため、菌が繁殖して臭いが強くなっている
- お風呂の残り湯を洗濯に使用している
つまり、あの匂いは、菌やカビの繁殖が原因なのです!
「えー!そんなー!」と思った方、こんなことに心当たりはありませんか?
- 洗濯機の中を洗濯かご代わりにして、汚れた服を入れている
- 洗濯は1週間に1回、まとめて洗濯している
- 水の節約と思って、お風呂の水を再利用している
- 洗濯が終わっても、干す時間がなくて洗濯機の中で放置している
- 洗濯機のふたを閉めっぱなしにしている
- 部屋干しの時、衣類同士が密着している
- 部屋干しの時換気をしていない
これらはすべて、菌やカビを繁殖させてしまう事なのです!
多く当てはまった方は、知らず知らずカビだらけの服を着ている・・・なんてことになりかねませんよ。
部屋干しの臭いを発生させている菌やカビは、非常に強力なものが多く、たとえ洗濯物が乾いたとしても、汗でぬれたりするとまた嫌な臭いを発生させます。
よく洗濯洗剤のCMなどで、「臭い残り」などといわれていますが、
それは洗濯物で繁殖した菌やカビを殺菌できていない為におこってしまうのです。
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洗濯物の部屋干しの臭いを消す方法とは?
では、部屋干しの臭いをどうやって消せばいいのでしょうか?
臭いを消すためには菌をなくせばいいわけです。
そう、「殺菌・除菌」するのです。
洗濯物の部屋干しの臭いを消す方法
1、洗濯層の殺菌
まずは大元の洗濯層の掃除から。
市販の洗濯層用のカビキラーなどを使用して、定期的に殺菌・除菌します。
掃除の目安は1か月に1度、梅雨などのカビが繁殖しやすい時期には2~3週間に1回程度行うようにしましょう。
洗濯層を掃除するだけでも、かなり臭いを消せるようになります。
2、熱湯、またはアイロンで消毒する
ある程度乾いて臭ってきた洗濯物には、高温のアイロンをかけて乾かしながら消毒するといいでしょう。
アイロンの掛けられないおしゃれ着などには50度以上の熱湯をかけるとよいでしょう。
ただし、服の表示を事前にチェックし、熱に強いかどうかを確認しておきましょう。
3、酵素系漂白剤を使う
洗濯の時に、色柄物に使用しても大丈夫な酵素系漂白剤を洗濯洗剤と一緒に入れて洗濯することで除菌することができます。
臭いが消えない洗濯物は、40度~50度のお湯に1Lに対して10gの酵素系漂白剤を溶いて、そこに数十分漬けておくと良いでしょう。
白いものであれば、塩素系漂白剤を使用できるため、より強力に除菌することができます。
4、乾燥機を使用する
乾燥機は高温で洗濯ものを乾かすため、菌しながら乾燥させることができ、嫌な臭いを消すことができます。
しかし、衣類によっては使用できなかったり、縮んでしまったりするため注意が必要です。
このほか、部屋干しの際は衣類同士をくっつけない、扇風機の風をあてながら干すなど、干し方を工夫するだけでも臭いを予防することができます。
ぜひ試してみてくださいね。
手間を惜しまず臭いを予防しよう
部屋干しをして家を空けたところ、帰ってきたときに嫌なにおいが部屋に充満している!
「くさーーーーい!!」と叫びながら洗濯しなおした経験があります。
疲れて帰ってきたあとのあの臭いは、強烈なものがありますよね・・・。
部屋干しの臭いを消すためには殺菌・除菌を行うことが一番ですが、その前に菌の発生を予防することも大切です。
もちろん、天日干しをすれば、紫外線によって殺菌できるため、手間もかかりません。
しかし、忙しかったり、仕事で家を空けることが多かったり、天気が悪かったりすると、乾燥機がない限り、どうしても部屋干しするしかありませんよね。
洗濯物同士をくっつけない、換気をきちんと行う、そのひと手間だけで、菌やカビの発生を予防することができます。
毎回の洗濯の手間を惜しまない!
それが部屋干しの臭いを消す近道になりそうです。
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