お彼岸のお墓参りには、大人として知っておいた方がいいマナーがあります!
知っているようで、実は、適当だったりしませんか^^
今日は、そんなお彼岸の時間や服装のマナーついでに基礎知識も教えちゃいます!
是非、参考にして見てください。
うんちく!お彼岸の基礎知識
まずは、お彼岸の基礎知識から!
春分と秋分は、太陽が真東から昇って、真西に沈むので、遙か西方にあるといわれる極楽浄土を思い礼拝したことが始まりだと言われています。
元々は、生を終えた後の世界に極楽浄土を思い描き願った行為でしたが、日本に伝わって、今では、祖先を供養する行事として定着しました。
ちなみに「彼岸」は、「日願(ひがん)」から来ているとも言われます。
日本に限らず太陽や祖霊信仰は世界中の宗教で見受けられるものです。
そして、仏教語としての「彼岸」は生と死の間に横たわる「河」の向こう側(死)を彼岸と呼びます。
なるほど、「彼岸」はシルクロードを超え日本に渡り、定着するまでに「供養」という形に変化したのですね。
お彼岸のお墓参りの時期は?
年に二回のお彼岸の時期ですが、
- 春のお彼岸:春分の日を中心の日として前3日、後3日の計7日間となります。
- 秋のお彼岸:秋分の日を中心の日として前3日、後3日の計7日間となります。
■2016年のお彼岸は・・・
彼岸入り | 中日 | 彼岸明け |
3月17日(木) | 3月20日(日)<春分の日> | 3月23日(水) |
9月19日(月) | 9月22日(木)<秋分の日> | 9月25日(日) |
供養は、お彼岸の入り日(初日)に積み団子を仏壇にお供えします。
中日にはおはぎ(ぼた餅)をお供えします。
そして、お彼岸の明けの日(最終日)にも再び積み団子をお供えするのが一般的な習わしです。
では、次に、墓前で手を合わせるときのマナーを紹介しますね!
お墓参りの時間とマナー
お墓参りのマナーと順序
- お寺の墓地の場合は先にご本尊にお参りします。
- 入り口近くに水場があります。手を洗い、手桶に水を汲みます。
- お墓の前で手を合わせます。
- お墓とその周辺の掃除をします。
お墓に草などが生えていればきれいに取り除き、ゴミなども拾います。墓石はスポンジなどを使って汚れを落とします。 - お花とお水、お線香を供えます。お花は倒れない程度に茎を短くしておきます。
墓石に手桶の水をかけて清めます。
お線香とお供え物をします。お線香の本数や立て方は地方や宗教によって変わるでしょう。
お供え物は半紙など白い紙を用意して、その上に供えます。お参り後は持ち帰ります。 - 手を合わせ、故人をしのび冥福を祈ります。
お参りの服装
お彼岸は法要ではありませんので、実は、決まった服装じゃなくても大丈夫です。
ただ、派手な服装はNGです^^
お墓のお掃除もしますので、動きやすい服装がいいでしょう。
お参りの時間
地方によっては午前中がいい、などの風習もあるでしょうが、実はこれも特に決まりはありません。
ここまで引っ張っておきながらすいません^^;
ただし、日が傾く前に済ませるのがいいでしょう。
よく、六曜の友引や仏滅を避けるという地域もあるようですが、これも気にせずにおまいりしてもいいようです。
終わりに
お彼岸のマナーと言っておきながらも、世間一般的には、特にかしこまったマナーは、ありませんでした。
ただ、地域や、家の習わしやこだわりはありますのでそれに沿ってみるのもいいと思います。
大事なのは、ご先祖様の供養ですから心を込めてお墓を綺麗に掃除して、お花を手向けるのがいいでしょう。
最近では、お墓参りに行かない人も多い中この記事を読んでいただいているあなたは、とても立派だと思います!
是非、今後も続けていきましょうね!
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