久しぶりにチーズケーキを作ろうとしたら、レシピの材料に「コーンスターチ」の記載が・・・。
お菓子作りのレシピでよく登場する「コーンスターチ」。
でも、コーンスターチって、お菓子作りをあまりしない家庭ではなかなか常備していないものですよね?
あまり使わないものだから、そのためだけに買うのももったいないし、なにか他で代用できないかな?と、悩む方も多いはず。
今回は、チーズケーキを作るときに、コーンスターチの代用で使えるものをご紹介いたします。
コーンスターチの代用品は?
コーンスターチの原料はトウモロコシです。
主に食材にとろみをつけたりするときに使用されます。
コーンスターチの特徴は、「冷めても粘り気が消えない」というところにあります。
また、非常に溶けやすいのでダマになりにくく、食感もサクッとした軽い食感に仕上げることができます。
とはいえ、なかなか常備している家庭は少ないのではないでしょうか?
そこで、代用できるのが、「片栗粉」です。
片栗粉の原料はジャガイモです。
以前は「カタクリ」というユリ科の植物の根茎を使用していましたが、いまでは大量栽培のできるジャガイモが使用されています。
片栗粉は、コーンスターチと同様に、でんぷんを主成分としているものです。
片栗粉なら常備しているという方は多いのではないでしょうか?
片栗粉も、とろみをつけるときに使用します。
しかし、コーンスターチと違い、冷めるとその粘り気が弱くなってしまうという特徴があります。
粘り気はコーンスターチより2倍ほど強く、食感にもちっとした食感が出ます。
大量に使用すると粉っぽさと、ジャガイモっぽい香りがどうしても残ってしまうのが難点ですが、少量を代用として使用する程度ならば問題なく使用できます。
さっくりとしたものではなく、あえてもっちりとした食感を出したい場合には、片栗粉が有効です。
プリンなどのような冷やして食べるようなものには代用はできませんが、チーズケーキなどの焼き菓子ならば片栗粉でOK。
わざわざ使用頻度の低いコーンスターチを買う必要もありませんね。
もちろん、レシピ通りの材料をそろえるのが一番いいということは、
理解しておきましょうね。
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どのくらいの量で使ったらいいの?
では、コーンスターチの代用として片栗粉を使用する場合のレシピはどうすればいいのでしょうか?
【チーズケーキのレシピ】18㎝ホール1個分
- クリームチーズ 250g
- グラニュー糖 110g
- サワークリーム 180g
- 牛乳 小さじ4
- 卵黄(大) 2個分
- 卵白(大) 1個分
- コーンスターチ 15g
- レモン汁 小さじ2
台
- グラハムクラッカー 100g
- バター(食塩不使用) 40g
- バター(食塩不使用) 適量
上記はごく一般的なチーズケーキの材料です。
コーンスターチの代わりに片栗粉を使用する場合は、片栗粉の方が粘り気が強いことを意識して、約半分の量を目安に使用してください。
このレシピの場合は7g~10g、小さじ1と1/2~2杯を目安にします。
また、だまになりやすいので、少量でもよくふるって、さっくりと混ぜるようにしましょう。
コーンスターチよりも若干重たい仕上がりになりますが、そこは代用品の使用なので、目をつぶりましょう。
おわりに
お菓子作りの基本は、「レシピ通りに作ること」というのが大前提です。
しかし、普段使わないものをそのためだけに買うのはちょっと気が引けるというのも、「もったいない」気がしますよね。
もちろん、もったいなくてもレシピ通りに材料をそろえるのが一番なのですが・・・。
今回はコーンスターチの代用として片栗粉をご紹介しましたが、くれぐれも原材料の違いや、その性質の違いは理解しておきましょう。
同じ量を使用してしまうと、思わぬ失敗になって、結局もったいないことになる場合もありますよ!
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