4月1日と言えば、エイプリルフールですが、
どうして嘘をついていい日なのかって知ってました?
由来は諸説あるんですが今回紹介する5つが有力なようです。
またエイプリルフールには、
嘘をついていいいのは午前中だけという
ルールがあって、これも本当なのかウソなのか?
今日は知っているようで案外知らない
エイプリルフールについてお送りします!
エイプリルフール5つの由来
エイプリルフールの由来で有名な
5つを紹介します。
由来1「バカな魚」
フランスでは、4月1日のことを「バカな魚」を意味する
「ポワソン・ダブリル」と呼んでいます。
この時期、バカみたいに大量に魚が釣れることを祝って
嘘をつき合うようになったのが始まりのようです。
子供たちは紙で作った魚を友達の背中に貼って
からかいながら遊ぶ習慣があります。
由来2「国王への反発」
16世紀までのフランスは、3月25日に新年が始まるということで
3月25日~4月1日まで春の祭りを行っていました。
ところが当時の国王シャルル9世が、
新年を1月1日にすることに変更したのです。
それに反抗した国民が4月1日を嘘の新年として
大騒ぎしたそうです。
それに怒った国王は反発した国民を片っ端から捕らえ
処刑してしまったのです。
それから毎年4月1日には、王の非道さに反発する
抗議が行われるようになりそれがエイプリルフールに
なっていったという節があります。
由来3「ノアの方舟」
陸地を探そうとノアが方舟からハトを飛ばしたのですが、
陸地を見つけられずハトが戻ってきたのが4月1日。
その日が無駄だった日ということから、
嘘をついてもよい日になったという節があります。
由来4「修行が無駄になる日」
インドの修行僧が1週間の修練を
終えて帰ってくるのが4月1日。
せっかくの修行も現実の世界にかえってくれば
誘惑も多く辛い修行が無駄になることを笑う
「揶揄節」と呼ばれています。
それが無駄なことをさせることをからかう日となり
エイプリルフールにつながったという節があります。
由来5「道化師の無礼講がはじまり」
古代のローマでは、道化師が聖職者になって
どんちゃん騒ぎをする「さかさま祭り」という日がありました。
その日は、何をしても何を言っても
さかさまになるというのが、変化して嘘を言ってもいい日になったとか。
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エイプリルフールは午前中だけ嘘付いてもいいってウソ?ホント?
エイプリルフールは午前中だけ嘘付いてもいい
というこのルールは、イギリスが発祥のようです。
イギリスでは、樫の実を身につけて
王様に忠誠を誓うという
「オークアップルデー」という
習慣があります。
「オークアップルデー」に
樫の実を身に付けてイない人は
午前中だけ責められるという習わしがあります。
それが、「エイプリルフールで嘘をついていいのは午前中だけ」に
つながったんだそうです。
日本でエイプリルフールが始まったのはいつ?
日本にエイプリルフールが伝わったは、なんと江戸時代!
当時は「不義理の日」と呼ばれていて、嘘を付く日ではなく、
普段、嘘をついたことや不義理をしたことを
手紙で詫びる日でした。
それが大正時代に入り、現代の嘘を付いてもいい日
「エイプリルフール」になったということです。
まとめ
エイプリルフールの由来やルールについて
お伝えしましたがいかがでした?
案外知っていたようで初めて聞いた!という方も
いらっしゃったかもしれませんね。
再度、おさらいしてみましょう。
- フランスで馬鹿みたいに魚が釣れる日を祝う日という由来
- 残虐な国王に反発して馬鹿騒ぎしたという由来
- ノアが陸地を見つけようとハトを飛ばしたが無駄に終わったという由来
- インドの修行僧がせっかく修行したの無駄だったと笑う日という由来
- 道化師が聖職者になる「さかさまの日」と言う由来
- 午前中だけ嘘をついていいというルールはイギリスが起源
- 日本に伝わったのは江戸時代だが、嘘をつく日になったのは大正時代
せっかく嘘をついていいのであれば、
スケールのデカイ嘘を付いてみたいものです。
くれぐれも人を傷つけるような嘘はつかないようにしましょうね!