健康のために、「1日1万歩」とよく言いますが、1万歩のウォーキングで消費できるカロリーってどのくらいなのでしょうか?
また、距離にすると何キロ歩けばいいのでしょうか?
今回は、ウォーキング1万歩の消費カロリーについてお伝えいたします。
なぜ1日1万歩がいいの?
毎日の健康のために、1日1万歩のウォーキングをするといい、という話は良く聞きますよね?
ウォーキングは有酸素運動の代表と言えるほど、全身を効率よく使って脂肪の燃焼を促すことができます。
特に、デスクワークを中心としている方は、同じ姿勢ばかりで自然と体が凝り固まり、血流が悪くなってしまっています。
ウォーキングをすることで、血行を良くし、凝り固まった筋肉を動かすことができます。
また、景色を見ながら、外の空気を感じることは、気持ちのリフレッシュにもなり、ストレスの解消にもなります。
なぜ「1万歩」なのかというと、それは統計上のデータからきています。
個人個人の体格や生活習慣からも異なってきますが、1日9000~1万歩歩くことを2週間続けると、体重が1kg減るという理想のラインを描くことができるというのが分かりました。
体へ負担をかけずに、またリバウンドをしづらい体を作るためには、「2週間で体重1㎏減」が理想的なのです。
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1万歩って距離にするとどのくらい?カロリーは?
同じ1万歩と言っても、身長や体格によって歩幅が違うため、そこにはかなりの個人差があります。
身長が160㎝の人の場合、平均的な歩幅は60㎝~70㎝。
1万歩歩いたとすると、単純に6㎞~7㎞歩くことになります。
歩く速度によっても異なりますが、時間はおよそ1時間~1時間半程になります。
消費カロリーは、350kcal前後です。
この消費カロリーは、体重が60㎏の人の場合なので、体重が重い人の方がそれだけ消費カロリーが高くなり、体重が軽い人は消費カロリーが低くなります。
また、歩き方によっても消費カロリーは変わってきます。
ぶらぶら歩くような速度で歩いた場合と、大股でサッサと歩いた場合とでは、使う筋肉も変わるため、消費カロリーの差が開きます。
さらに、平地をウォーキングする場合と、坂道をウォーキングする場合とでも差が出るため、この消費カロリーはあくまでも目安として、参考程度にとどめておきましょう。
正確なカロリー計算を行いたい場合は、以下のサイトも参考にしてみてください。
歩数による消費カロリー計算
http://tomari.org/main/java/kenkou_hokousuu.html
生活の中に1日1万歩を取り入れよう!
運動の秋、食欲の秋、美味しい食べ物をついつい食べすぎてしまったら、紅葉の景色を楽しみながらウォーキングをしてみてください。
1日1万歩、6㎞歩く!と考えるとハードルが高いように思えます。
しかし、買い物に行くときや通勤の時に1駅前で降りるなど、「ついでに歩く」ことを習慣にすると、意外と1万歩歩くのは苦にはなりません。
一度に6㎞歩かなくても、通勤に2㎞、お店まで2㎞、ウィンドーショッピングで2㎞、これだっていいわけです。
ぜひ生活に上手に取り入れて、「1日1万歩」の習慣づけを目指してみてください。