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解離性大動脈瘤による心タンポナーデはとても身近な恐ろしい病気だった!

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以前、大阪の梅田で自動車の暴走事故がありました。
この時に車を運転していたOさんの病名がが
「解離性大動脈瘤による心タンポナーデ」だったと公表されました。

 

一体、この「解離性大動脈瘤による心タンポナーデ」とは
どんな病気なんでしょうか?

 

病名は聞き慣れませんが、調べてみたら私たちにも起こりうる怖い病気だということがわかりました。

あなたの旦那さんは大丈夫でしょうか?

「解離性大動脈瘤による心タンポナーデ」とはどんな病気?

簡単に言うと・・・

人間の心臓は、血液を体中に送るポンプの役割をしています。

その心臓は「心膜」という膜に覆われていて、
心臓と心膜の間には「心膜腔」(しんまくくう)という隙間があります。

 

その隙間に心嚢液(しんのうえき)や血液が溜まってしまい
心臓の動きを圧迫してしまう病気を「心タンポナーデ」といいます。

 

今回の場合は「解離性大動脈瘤による」と
いうことなので、血液が大量に心膜腔に流れ込んだのもです。

 

「解離性大動脈瘤」とは、心臓につながっている、
大動脈の内壁が裂けてしまい、
そこに血液が流れ込むことを言います。

 

「大動脈」は内膜、中膜、外膜の三層構造になっていて
一番内側の内膜、中膜の間に血液が流れ込むことを
「解離性大動脈瘤」といいます。

 

それが原因で心臓と心膜の間に、血液が大量に流れ込み、
心臓を圧迫してしまったことで、大橋さんはショック状態となり意識を失ったようです。

 

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一度停車したのに急発進して事故を起こしたのはなぜか?

事故を起こした車は事故現場の100メートル手前で一度、
ハザードランプをつけて停車したのですが、
約1分後に急発進して今回の事故を起こしました。

多分、急に胸が苦しくなった大橋さんは、
危険を感じ、ハザードランプを付け、路肩に寄せ、
停車したのですが、その直後、気を失ったのでしょう。

 

そのせいでブレーキを踏んでいた足が、
アクセルに乗ってしまい、車が急発進してしまったのでは
ないかと思われます。

 

この時点で運転手は既に心肺停止状態だったのではないかと思われます。

 

あなたの旦那は大丈夫?解離性大動脈瘤になる原因

解離性大動脈瘤になる一番の原因は「動脈硬化」ですが、
動脈硬化の原因は、高血圧や糖尿病などの病気や
生活習慣病が引き金になる場合も多いです。

 

特に40代以降の男性の発症率が多いのですが、
あなたの旦那さんは大丈夫ですか?

運転手のOさんはラーメンやうどんなどの麺類が好きで、
51歳にも関わらず毎日のように暴飲暴食を繰り返していたようです。

 

10キロマラソンに出場したりと運動もしていたようですが、
体重が110キロもあり、高血圧、糖尿病、高脂血症を患っていた
可能性もあるのではと思います。

 

終わりに

「解離性大動脈瘤による心タンポナーデ」と
あまり聞き慣れない病気ですが、
原因は生活習慣病にも大きく関わる身近なものでした。

 

今回、事故の被害にあった方は大変お気の毒ですが、
今度は自分が加害者になる可能性もあります。

 

車の運転もさることながら
普段の身体のケアも十分気を付けて行きたいものです。

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