たびたび芸能人が「心筋梗塞」で救急搬送されるというニュースを耳にします。
最近では女優の天見祐希さんや元日本代表のJリーガー松田直樹さん、元小結の龍虎さんなど、復帰を果たした方や残念ながらそのまま亡くなられた方など、年齢や性別もさまざまで、身近にある怖い病気、という印象をもちます。
自分はまだ若いから、などと思わずに、心筋梗塞をきちんと知って前兆の症状を見逃さないようチェックしてみましょう。
心筋梗塞ってどんな病気?
心筋梗塞とは、心臓に酸素や栄養素を運んでくれる冠動脈が沈着物(脂肪の塊や血栓)で血管が狭くなり、血液の流れが滞る状態の動脈硬化となり引き起こる病気です。
血流が悪くなり胸の痛みや息苦しさを感じる症状は狭心症、冠動脈が完全に詰まってしまうと心筋梗塞となります。
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心筋梗塞の前兆とは?
たいていは狭心症を発症したのち、心筋梗塞へと進みますので、狭心症の症状とも重なります。
- 胸やみぞおちが圧迫するように痛む
- 左肩や左手小指など体の左側に痛みが起こる
- 吐き気や冷や汗
- 息苦しさ
- 下あごの痛み
前兆には色々あり、胸に痛みを感じなくても、呼吸困難、吐き気や冷や汗はすでに心筋梗塞を発症している疑いがあります。
また、胸の痛みが15分以上続くようならば心筋梗塞の疑いがあります。
2つ以上当てはまる方は専門医を受診してください。
では、心筋梗塞はどんな人がなりやすいのでしょう。
心筋梗塞になりやすい人チェック
このような人は心筋梗塞になりやすいので注意してください。
- 高血圧である
- コレステロール値が高い
- 糖尿病である
- 肥満
- 運動不足
- ストレス
- 家族親族に心筋梗塞になった人がいる
高血圧、コレステロール、肥満や糖尿病などの方は生活習慣に気をつけなければ、さらに心筋梗塞という病気を
増やしかねません。
また、ストレスを感じている人や、自分の性格を神経質、せっかちだと考えている人は、それが原因で血圧が高くなりかねません。
自分は太っていないから大丈夫、と考えずに、ストレスを開放する手段を持つことが大切です。
まとめ
規則的な生活や食事、適度な運動など心筋梗塞を予防するのは日常生活を見直すことからです。
そして、定期的に健康診断を受け、その結果から具体的に何に気をつけたらいいか、を見つけることが大切です。
早期に発見すればきちんと治る病気なのは、元気に復帰を果たした方々からうかがえますね。