夏休みや冬休みの宿題といえば、定番は今も昔も読書感想文ですよね?
さらに一番苦手とされてるのも読書感想文です。
あなたのお子さんも、ウンウン唸っていませんか?
どうまとめたらいいのか。
今回は読書感想文の書き方のコツをお伝えしていきます。
読書感想文にはどんな本を読んだらいい?
まず、読書感想文を書くにあたって大事なのが本選びです。
ではどんな本を選んだらいいのか?
まずは、中学生用の課題図書をチェックしてみましょう。
中学生にオススメの本は・・・
本田 昌子 著「夏の朝」
主人公莉子が過去への旅を通して様々な人の想いに触れ読み終える頃には懐かしいあの人に会いたくなる1冊です。
デボラ・ホプキンソン 著「ブロード街の12日間」
ロンドンのブロード街でコレラが発生。
身寄りのない孤児イールは医者のジョン博士とコレラの原因究明に奔走します。
150年以上前の史実を元にした物語です。
塚本勝巳 著「うなぎ一億年の謎を追う」
うなぎの謎を追いかけた研究者の半生が分かりやすく書かれています。
科学のワクワク感がぎっしり詰まった1冊です。
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読書感想文の書き方3つのポイント!
私も読書感想文で苦労をしてきたタイプです。
実際に書き終えてみるとこれってあらすじで終わってるということが多々あったのを覚えています。
しっかり自分の考えを盛り込んだ読書感想文を書くためにいきなり原稿用紙に書き始めるのはやめましょう。
感想文を書くための下書きとでも言うべきノートを用意してみてください。
そのノートにひたすらメモってくださいね。
★読書感想文の書き方3つのポイント
ポイント1
まずは本を読み終えてからでもいいですし読んでいる途中でも構いません。
楽しい、悲しい、ワクワク、ドキドキなどあなたが感じた「感情」を書いてみます。
素直な気持ちを書いてみてください。
そして何故この本を選んだのか書いてみましょう。
ポイント2
本全体のテーマを考えてみましょう。
本の中で作者や主人公が伝えたかったのは何なのか。
テーマだと感じたことについて意見や感想を書いてみましょう。
登場人物の行動や考え方に共感した部分はありましたか?また、そうでなかった場合も書いてみましょう。
ポイント3
実際に本を読んで、印象が変わったことがあれば書き出してみてください。
ちょっとした変化でも構いません。
心の中で起こった変化を感じ取ってみてください。
最後に本を読み終えてあなたが今後どうしていきたいか。
そして今後の日常生活や学校生活にどう生かしていくのかを書いてみましょう。
書くことで自分の今後の課題が見つかるかもしれませんね。
おわりに
読書感想文を書くにあたって一番大事な事はあなたの感情です。
あらすじだらけの感想文ほどつまらないものはありません。
本を読んでどう思ったのか。
作者や主人公に対してどんな感情を持ったのか。どんな所に共感したのか。
感じたり思ったりしたことはいきおいに任せてノートに書いてみてくださいね。
あなたの感情がいっぱい詰まったノートを最後に原稿用紙にまとめてみるといいですね。
この方法で、私の友人は当時、賞を取っていました。
夏休みが終わるまでに納得のいく読書感想文が書けるといいですね。