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足の親指が二枚爪になる原因は?自宅でできる6つの治し方

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爪の表面がはがれて、表面が薄くなってしまった!

そんな状態を「二枚爪」といいます。

爪の表面がボロボロになり、状態によっては痛みが伴うこともあります。

 

そんな二枚爪が足の親指にできると、違和感はあるは痛いわで、散々な目にあうこともありますよね。

特に夏はサンダルなどで露出する機会も多いため、足の親指の爪をふと見たら、「え?!なんでこんなにボロボロに?!」と悩まれている方も多いかと思います。

 

ではなぜ、二枚爪になってしまうのでしょうか?

今回は、二枚爪の原因と、治し方についてご紹介します。

二枚爪になる原因って何?

私たちの爪は、

「背爪(トッププレート)」
「中爪(ミドルプレート)」
「腹爪(アンダープレート)」

と呼ばれる3層で構成されています。

 

二枚爪とは、この一番上の背爪がはがれてしまう状態の事をいいます。

 

背爪と腹爪は、非常に薄い繊維が連なってできているため、もともとはがれやすくなっています。

そこに、さらにさまざまな要因が重なることで、二枚爪になりやすくなってしまいます。

二枚爪になってしまう原因には、外的要因と、内的要因が考えらえれます。

 

【外的要因】

・乾燥

健康な爪は、12%~16%の水分によって成り立っています。

しかし、水分不足によって乾燥すると、爪がもろくなり、割れやすくなります。

ネイルをしている女性の場合、マニキュアやジェルを落とす薬剤が、爪に負担をかけて、乾燥を悪化させている場合が非常に多くあります。

手の爪の場合は、食器洗いやお風呂掃除で使用する洗剤に、爪の水分を持って行かれてしまっている場合も多々あります。

 

・爪への衝撃

生活の中で、スポーツなど、足の指先に力を入れる場面が多い場合も、衝撃によって二枚厨目になりやすくなります。

また、質の悪い爪切りを使っている場合も、爪の切り口をギザギザさせてしまうため、爪の表面をはがしやすくなる原因となります。

また、合わない靴や、足先の狭いパンプスなども、爪に負担をかけ、二枚爪になりやすくします。

 

二枚爪になった際は、まずは靴があっているかどうかを確認してみましょう。

 

 

【内的要因】

・栄養不足

爪は健康のバロメーターといわれるほど、異常の出やすい部位です。

爪はケラチンという繊維状のたんぱく質でできています。

食事から得られるタンパク質が不足すると、健康な爪を作ることができなくなり、未完成な爪が生えることで二枚爪ができやすくなります。

 

・指先の血行不良

冷え性で、特に指先の冷えがひどい方の場合は、血行不良が原因として考えられます。

爪には、根元の方に爪母(そうぼ)という、白い部分があります。

この爪母は爪を作る工場の役割をしており、ここで作られた爪が徐々に上に伸びていく構造になっています。

しかし、血行不良によって、栄養がきちんと届かなくなると、爪母の働きが弱くなり、未完成の爪が伸びることによって、二枚爪になりやすくなります。

 

・病気

上記の原因に身に覚えがなかったり、同時に体の不調を感じている場合は、病気による異変の可能性もあります。

考えられる病気としては、「鉄欠乏性貧血」、「バセドウ病(甲状腺機能亢進症)」があります。

どちらも女性に多い病気です。

 

たかが爪と思わずに、早めに病院へ行くことをお勧めします。

 

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二枚爪を自宅で治す6つの方法とは?

では、二枚爪になってしまったときは、どのように治せばいいのでしょうか?

二枚爪になったときは、爪への衝撃をなるべく避けます。

1.やすりで削る

爪きりについているやすりではなく、専用のやすりを使います。

やすりを使うときは、右→左、右→左、のように、往復はさせずに、同一方向に削ります。

 

2.爪切りで切る

切る前に爪を温めて柔らかくし、端から中央に向かって切るようにします。

一度に広い面積を切ろうとすると、ひびが入って割れやすくなってしまうため、細かく6回ほどに分けて切るようにしましょう。

また、切れ味の悪いものは使用せず、なるべく新しい、切れ味の良いものを使用しましょう。

 

3.爪を保湿する

ハンドクリームなどでこまめに爪を保湿するようにします。

爪自体にぬるのではなく、爪の周りの皮膚に、揉みこむようにしてしっかりとぬります。

また、ネイルオイル(キューティクルオイル)を使用すると、より高い保湿力をキープできます。

 

4.タンパク質・ビタミンなどの必要な栄養素を摂る

爪を内側から丈夫にするために、食事から必要な栄養素を摂るようにしましょう。

特にタンパク質は積極的に摂りたいところ。

大豆製品やささみなどの肉類、魚介類、卵に多く含まれています。

 

また、ビタミンの多く含まれる緑黄色野菜や、良質な脂質を含むナッツ類、鉄分を多く含んでいるひじきなども、積極的に普段の食事に取り入れましょう。

 

5.日常生活で爪への衝撃を抑える

合わない靴を履いている場合は、すぐに合うものへ履き替えるなど、爪への衝撃を与える原因を取り除くようにします。

ネイルを頻繁に変えすぎないようにしたり、ぬらない日を作って爪を休ませる日を設けるようにしましょう。

手の爪の場合は、日常生活での水仕事の際にはゴム手袋を使用するなどして対策をしましょう。

 

6.血行を良くする

血行不良が原因の場合は、指先の血行を良くしてあげましょう。

足でも手でも、指先をグーパーしてあげるだけでも血行が良くなります。

必要以上に靴下を履いたりすることは、かえって血行を悪くしますので、締め付けない程度に、緩めの靴下をはいて温めてあげましょう。

 

おわりに

二枚爪が長期化すると、やがては深爪の原因になったりして痛みを伴うようになります。

深爪をするとばい菌などが傷口に入って、膿んでしまったりと、ろくなことがありません。

もし二枚爪になってしまっても、早いうちに対策をして、治してしまうのが一番です。

爪は健康のバロメーターといわれるほど、体調の変化が出やすい部位です。

 

もし、いつもと違った二枚爪になった場合には、怖い病気が隠れている場合もありますので、爪の変化には常に気を配るようにしましょう。

 

最近では、爪の保護のために、男性でも爪にオイルを塗っている方も増えてきました。

足先・指先に違和感があると、非常に気になってしまうもの。

 

二枚爪をしっかりと予防して、きれいな爪を保ちましょう。

 

 

 

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