顔のむくみの取り方とむくみに効く食べ物をご紹介！

朝起きると顔がパンパンにむくんでる！・・・なんてことありませんか？

特にお酒を飲んだ朝なんかは、別人かと思うほどむくんでいるものですよね。

顔がむくんだまま外には出たくないもの。

そこで今回は、顔のむくみの取り方や、むくみに効く食べ物についてご紹介いたします。

なぜむくむの？むくみの原因とは？

そもそも、なぜ顔がむくむのでしょうか？人間の体の約60%は水分でできていますよね？

むくみとは、その水分が上手く回収されず、細胞の隙間に溜まってしまった状態のことを言います。

 

特にむくみやすいのは、顔や手足。

そして、女性や高齢者の方がよりむくみやすいといわれています。

 

通常、手足の皮膚を押して離すと、すぐに弾力によってへこんだ部分は元に戻ります。

しかし、むくんでいると、押してへこんだ部分はすぐに戻らず、へこんだ状態がしばらく続きます。

これは、細胞に溜まった水分が押され、その部分だけ水分の厚みが減ってしまうために起こります。

 

また、むくんでいる状態の顔や手足を触ると、分厚い皮膚をまとったような感覚があるのが特徴です。

顔や手足がむくんでしまう原因には、以下のようなことがあげられます。

• 血液の循環不良、リンパの停滞
• 運動不足、冷え性
• 偏った食生活や、塩分・アルコールの摂りすぎ
• 体温調節機能の低下
• 肝臓病や心臓病などの内臓疾患のサイン
• 甲状腺機能の低下
• 月経前症候群

 

むくみが起きてしまう原因として、同じ姿勢をずっと取っていることでの血液循環の低下や、不摂生な食事による、体の水分と塩分のバランスが崩れてしまうことなど、生活習慣の乱れが大きく関係しています。

 

さらには、むくみを前兆とした内臓疾患や、甲状腺の病気の可能性もあるため、たかがむくみと侮ってはいけません。

むくみを解消するにはまず、規則正しい生活を送るなど、生活習慣を改善することから始めましょう。

 

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簡単に取れる！むくみの取り方とは？

顔のむくみを取るために、簡単に行える方法をご紹介いたします。

まず行いたいのが、顔のマッサージです。

顔がむくんでいる場合に限らず、リンパのマッサージをしてあげると、むくみを取ることができます。

むくみを取るリンパマッサージのやり方

1. 左の鎖骨のくぼみに手を当て、外側から中心に向かって、指3本ぐらいをつかってさすります。
   この時に、くぼみの中にゴリゴリとしたかたまりがあったらリンパが滞っている証拠です。
2. 指3本を左の口角に当て、口角→小鼻→目の下→耳の下→鎖骨と大きめの円を描くようにマッサージします。
3. また指3本くらいで、ほおの内側から外側へ、円を描くようになでます。
4. 額を手のひらで引き上げ、左のこめかみに指をあてて、こめかみ→耳の下→首へとマッサージします。
5. 右も同様に行います。

これを1サイクルとして、3回ほど繰り返しましょう。

 

むくみを解消できるほか、毎日繰り返すことで血流がよくなり、だんだんと顔がむくみにくくなっていきます。

 

マッサージしているときに、ゴリゴリとしたかたまりがあっても、無理に取ろうとせず、優しくマッサージしましょう。

このマッサージを行うことで、顔の周りがすっきりと気持ちよくなりますよ。

 

むくみにいい食べ物とは？何を食べればいいの？

むくみを解消するためには、食生活を見直すことも大切です。

むくみを取るために必要な栄養素は、ビタミンやミネラルです。

その中でも、特に「カリウム」を多く含む食品を積極的に摂取しましょう。

カリウムは、むくみの原因の一つであるナトリウムを体外に排出してくれる効果があり、
体の水分の浸透圧も調節してくれる、まさにむくみを取るために必要な栄養素なのです。

 

カリウムを多く含む食べ物

• 野菜類・・・キノコ、トウガラシ、にんにく、パセリ、キャベツ、アボカド、きゅうり、ほうれんそう、切り干し大根
• 海藻類・・・昆布、わかめ、ひじき、のり
• 魚介類・・・かつおぶし、煮干し、するめ、干しエビ、アジ、あさり
• 豆類　・・・落花生、インゲン、アーモンド、松の実、大豆、小豆、えんどう豆
• 果物類・・・キウイ、バナナ、干し柿、プルーン、干しブドウ

 

これらの食材のほか、タンパク質を含む豆腐やささみ、クエン酸を含むトマトやグレープフルーツ、ビタミンEを含むかぼちゃなどの食品も合わせて摂取すると、よりむくみの解消に効果的です。

 

むくみを取るために食べておきたい食べ物は多くありますが、何を食べればいいか迷う、という方には、グリーンスムージーがおススメです。

手早く、豊富な栄養素を逃すことなく摂取できるので、むくみ解消にはもってこいです。

 

青臭みが気になる方は、レモン汁を絞るといいでしょう。

ここにヨーグルトを50gほど加えても美味しくいただけます。

 

おわりに

顔のむくみが慢性化していると、お酒を飲んだわけでもないのに毎朝むくむようになってしまいます。

むくんだ状態に慣れてしまうと、自分の顔が今むくんでいるのかそうでないのか分からなくなってしまうこともあります。

顔がむくんでしまったときは、放置せずに、生活習慣の改善や、カリウムを多く含む食べ物を取るなどして、むくみを取るようにしましょう。

 

そして、どんな方法を試してもむくみが取れない場合には、内臓や甲状腺の病気が隠れている場合もありますので、早めに医師に相談しましょうね。