健康診断してますか?
勤めていたときは会社で毎年やっていましたが、家庭にはいっちゃうとつい。。。と言う方もいるでしょう!
行かなきゃだめですよ^^
そう言えば、健康診断前日の食事と水は何時まで終わらせないとダメでしたっけ?
健康診断前日の食事と水分はいつからダメなの?
健康診断を明日に控えている場合、前日の食事は夜9時までに終わらせていなければなりません。
水分は9時以降に補給しても大丈夫ですが、コーヒーや甘い飲み物などは摂取しないようにしなければなりません。
ノンカロリーの飲み物なら大丈夫、と思っている方もいますが、ノンカロリーとはいっても、多少のカロリーが含まれているため、検査前日からは避けるべきです。
紅茶や緑茶などのカフェインが含まれている飲み物もさけ、麦茶や水などを摂取するようにしましょう。
つまり、味がついているものは「前日の9時以降には取らない」ように気を付けましょう。
検査項目に「胃カメラ」や「バリウム検査」、「腹部エコー検査」が含まれている場合には、直前3時間前から一切の飲食を禁じています。
つまり、「水も飲んではいけません」ということ。
健康診断を受ける際には、必ず医師などから事前の説明がありますので、自分の受ける検査で事前に守るべきことをよく確認するようにしましょう。
でも、なぜ9時以降の食事がダメなのでしょうか?
それは、「空腹状態での検査」ができるようにするためなのです。
検査の直前まで食事や水分補給をしていた際に、特に影響を受けてしまうのが「血液検査」です。
その中でも糖尿病のリスクを検査するための「空腹時血糖」と、脂質異常を調べるための「中性脂肪」の2項目に影響が出ます。
この2つの項目は、食事を取ることで値が上がるため、空腹時の検査が基準となっています。
もし、満腹状態で検査を受けた場合、数値が上がって「異常値」と判断されてしまう可能性もあり、正しい判定ができなくなってしまうのです。
「異常値」の判定になった場合、糖尿病や脂質異常が疑われ、再検査する羽目になり、余計な手間と時間を取られることにもなりかねません。
食事の内容によっても数値は変化するので、「いつも食べてから受けるから問題ない」というわけではないのです。
健康診断は、基準値との比較をするほか、前年や前々年の自分の健診結果と比較することも重要視しているため、過去の健診と条件が違うと、正しい比較ができなくなってしまいます。
健康診断の前提として決められた、「空腹状態」はきちんと守るようにしましょう。
確認しよう!健康診断の事前ルール
健康診断が間近に迫っているといって、その時だけ節制していても、検査結果が変わるわけではありませんが、それでも検査前日には節制すべきルールがあるのも事実です。
水分補給のほかにも、守るべきルールがありますので、再確認しておきましょう。
≪健康診断前日のルール≫
- 夜9時以降の食事は避ける
- 夜9時前だからと言って暴飲暴食はしない
- 飲酒、喫煙は控える
- 朝食は検査が終わってから
- 睡眠を十分にとり、疲労した状態で検査を受けない
- 常飲している薬がある場合は、事前に医師に相談して指示を受ける
- 検査項目によっては、直前3時間前から水も飲まないようにする
もし、これらのルールを守らずに、直前に飲食をした場合は、必ず医師に申し出るようにしましょう。
伝えずにいた場合、その年だけでなく、次の年も正確な判定が出せなくなってしまいますので、正直に医師に相談しましょう。
健康診断を受ける時間帯によっては、朝食を食べずにいればいいですよ、という場合もあります。
検査前の飲食は、「診断10時間前絶食」が基本となります。
自分の受ける健康診断の注意事項を、よく確認するようにしておきましょう。
おわりに
健康診断は、自分の健康状態を確認するために、とても重要なものです。
一年に一回の事なので、この時だけは必ず医師の指示に従い、正しい判定が出るように節制しなければなりません。
水しか飲めない!検査によっては水も飲んじゃダメ!というのは、毎朝コーヒーを飲むことを習慣にしている人にとってはつらい状況ですが、これも検査のためと思って我慢しましょう。
健康診断が終わってしまえば、食事も飲み物もOKなので、それまでしっかりと医師の指示に従うようにしましょう。
ともあれ、異常がないことが一番。
しっかり検査を受けて、自分の健康状態をチェックしてもらってくださいね!