「どくだみ茶」ってよく聞きますが、案外、飲んだことはない、という人も多いのではないでしょうか?
最近は健康茶の種類も多く、気軽にコンビニでも買って飲めますが、馴染みのないものは手が出ないですよね?
でも、「どくだみ茶」のことを知ってしまうとすぐにでも飲みたくなるかも?
今日は、そんな気になる「どくだみ茶」の驚きの効果や効能、ちょっと気をつけたい副作用について解説しますので、最後までお読みください!
えっ?どくだみ茶って薬だったの?
「どくだみ茶」に加工される前の「どくだみ(草)」は、その昔、薬として重宝されていたようで、平安時代や江戸時代のお薬書物にも書かれています。
平安時代は「シブキ」、江戸時代に入って「ドクダミ」と呼ばれるようになったようです。
でも、薬の名前に“ドク”が入ってるってどうなんだろうと?思うのは私だけでしょうか?
どくだみの生葉は、揉んだり直接患部に貼ったり、青汁にして塗布したりと、「外傷薬」として使われていました。
湿疹やニキビ、切り傷、やけどなどに効いたようです。
また、どくだみは、薬草湯の入浴剤として使われニキビなどの肌荒れを予防したり、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を軽減する効能もあるようです。
そんなお薬として珍重されていた「どくだみ」ですが、「どくだみ茶」としての効能や効果はどんなものがあるのでしょうか?
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「どくだみ茶」の効能と効果
その昔、薬として重宝されていた、どくだみですから、「どくだみ茶」として飲んでも、美容や健康に素晴らしい効能や効果があります。
どくだみにはたくさんのフラボノイド類やミネラル類が含まれています。
では、ご紹介します!
- フラボノイド
- クエルセチン:血管の拡張、排尿促進、胃腸の炎症を抑える
- ルチン:血管を丈夫にする、血管の老化を抑える、ビタミンCの吸収を促進する
- その他のフラボノイド類:抗酸化作用、便秘改善、老廃物の排出、血液の浄化など。
また、生葉に含まれるデカノイルアセドアルデヒドはとても強い殺菌抗菌作用を持っています。
- ミネラル
- カリウム:高濃度に含まれたカリウムで血圧を下げる効果がある。
- カルシウム:骨や筋肉の形成や促進の効果がある。
- マンガン:酵素の活性化や酸化防止、骨や皮膚の形成など。
- その他、亜鉛や鉄など免疫力の向上や貧血を防ぐ成分も含まれています。
たくさんの成分とその効能を整理すると
- 高血圧予防の効果
- 弱った胃腸の炎症などを抑える効果
- デトックス効果
- 美肌効果
- 便秘解消効果
など実にたくさんの効果が期待できます。
また、ノンカフェインですので、妊娠中の方でもお子さんでも安心して飲めるお茶なのです。
えっ?!どくだみ茶」に副作用が?
とてもたくさんの効果がある「どくだみ茶」ですが、ちょっと気をつけていただきたい点があります。
便秘に効果がある「どくだみ茶」ですので、お腹が緩い体質の方は下痢をしてしまう可能性があります。
また、腎機能に障害のある方は摂取したカリウムを尿として排出できないため高カリウム血症を発症する可能性があります。
どくだみ茶が体質的に向かない方は残念ですが、そうでない方も体調に気をつけながら飲む量を調整することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
「どくだみ茶」は、フラボノイド類やミネラル類、ビタミンもたくさん含まれていて、美容にも健康にもすごくいいってことがわかりましたね!
特に、
- 最近肌荒れが気になる方
- ストレスや生活習慣で胃腸が弱っていると感じる方
- 便秘に苦しんでいる方
には効果バツグンです!
是非、毎日の生活に、どくだみ茶を取り入れてみてはいかがでしょう?